品種名:ガルナッチャ
産地:ナバーラ州
D.O.ナバーラ
土壌:砂質、石灰岩粘土質、岩質
気候:北は大西洋
性、中央部は地中海性、
南部は大陸性気候
降水量:350〜800mm/年
海抜:350〜1000m
産地:バスク語で「山々に囲まれた平原」がナバーラの名前の由来。
スペイン北部のフランスとの国境近くに位置する。
ピレネー山脈からなだらかに広がる緑の平原が
エブロ河沿いまで続く。地勢や土壌、気候の多様さから、
ワインも各地で多様性に富んでいる。
ガルナッチャの特徴:
アラゴン地方原産品種。南仏やオーストラリアでグルナッシュの名で広く栽培されている。現在世界で2番目に栽培面積が広い。
スペイン全土では最も広範囲に栽培されている品種。広まった理由は、栽培しやすく収穫量も多いため。アルコール度が程よく、金色を帯びた魅惑的な赤色とほどよい酸味を持つワインができる。
ワインの特徴:
D.O.ナバーラの総生産量の25%はロゼワイン。
そのほとんどがガルナッチャ種を使ってセニエ法で造られる。綺麗なピンク色、赤系果実のフルーティーなアロマ、爽やかでバランスのとれた味わい。
1980年代に国際品種を積極的に導入し、
ワインの国際化を図った。
現在は土着品種への回帰も見られ、
両者のブレンドも1つのスタイルとなっている